住宅展示場見学、便利グッズやベストな服装は?当日の効率的なまわり方も確認

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住宅展示場に行くと、モデルハウスの見学もあり、説明もあり、疑問点の解消もあり、そしてそれを何軒もまわり…と、時間も体力も使うものです。

そこまで労力をかけて、あまり実りのある見学にならなかったとしたら、とても残念ですよね。そうならないために、事前の準備をしっかり行い、「何をしに行くのか、何を見に行くのか」という目的意識をきちんと持って訪れることが重要です。

今回は住宅展示場を訪れるにあたって、充実した時間にするために忘れたくないグッズやベストな服装、そして当日の「効率的な展示場のまわり方」について詳しく見ていきましょう。

住宅展示場に持っていきたい持ち物

筆記用具・メモ帳

人は、忘れてしまう生き物です。ましてや住宅展示場では、複数のメーカーをまわるので、逐一メモを取らないとあとから全部の情報がごちゃごちゃになってしまい、最悪な場合展示場に行った意味すらほとんどなくなってしまいます。

気がついたこと、新たに知ったこと、なんでもいいのでとにかくその場ですぐにメモを取るようにしましょう。

スマホのメモ機能でもいいですね。使い慣れている方を使うことをおすすめします。

カメラまたはカメラ付き携帯電話

視覚的なことは、文で説明するよりも写真があった方が一目瞭然です。こちらもメモと同様、気になったものはどんどん撮っておきましょう。

場合によっては動画も使い分けるといいですね。

ただし、撮影不可のモデルハウスもあります。必ず一声かけてからカメラを操作するようにしましょうね。

メジャー

モデルハウスに住むわけではありませんが、見学の際実際に目で見ている大きさを数値化しておくことは大事です。

リュック

パンフレットなどの資料を大量に持ち帰ることも考えられるため、それを入れるバッグがあると便利です。特にリュックであれば、両手があくのでフットワークも軽くなるでしょう。

住宅展示場に適する服装とは

脱ぎ履きしやすい靴

モデルハウスの中では、靴を脱いだり履いたりする機会も多いので、靴ひもを毎回結び直さなければならないような靴は避けた方が賢明です。

もちろん、真夏でも裸足にサンダルというのもマナーの面でやめておきましょう。

温度調整のしやすい服装

モデルハウスの内部は、「冬は暑め・夏は寒め」の設定であることがほとんどです。快適と感じられる温度にしてあった方がよさそうなものなので、なぜと思われそうですね。

これは、省エネ性能やオール電化などのシステム面を強調して、全面的に押し出すための手法だといわれています。

そういうわけで、暑い・寒いと思ったら手軽に脱ぎ着できるようなもので、なおかつ動きやすい服装をおすすめします。歩き回ったり、階段を昇り降りしたり、動き回る場面はたくさんあるはずだからです。

あまりにもラフな服装は避ける

動きやすい服装で、と前述しましたが、あまりにも普段着過ぎたり、よれよれしただらしない格好だったり、というのはやめておいたほうがいいでしょう。

客になりうる相手の服装や見た目だけで、営業マンが露骨に態度を変えるということはなかなかないかもしれませんが、それでも見ていることには変わりありません。

住宅購入について本気で考えているのか、真剣みはあるのか、ということは営業マンとしても大事な観点だからです。

本気を感じてもらえたら、対応が変わってくるということもあるかもしれません。

スーツを着込んでいくような必要はもちろんありませんが、すっきりと小ぎれいな服装で行くに越したことはないでしょう。

住宅展示場の効率的なまわり方ポイント

まずは総合案内所に行ってみよう

住宅展示場に着いたら、まずは総合案内所(インフォメーションセンター)に行き、会場案内図をもらいましょう。

案内図から「見学したいモデルハウスの場所」を確認し、どんな順番でまわるかをざっと決めます。そのためにも、前もってどのハウスメーカーをまわるのか、2~3社に絞っておくことが重要です。まわる予定のハウスメーカーの特徴について予習もしておきたいところですね。

モデルハウス見学

モデルハウスに行くと、「最初の関門」アンケートがあります。これは必ず書かなければいけないものなのか?と、誰もが初めは思うことですが、もちろん書く・書かないは自由です。

ただし、書くと翌日から怒涛の営業電話ラッシュが起きる、というお話はよく聞きますよね。

だから、まだ検討段階だとか、今日は見学だけのつもりだとかいう場合は「今日は何も決まっていなくて、見学したいだけなので」とお断りしても問題ありません。

ただ、そのモデルハウスに入ったということは、少なからずそのメーカーに興味を持ったということですよね。

もし検討の対象として考えてもいいと思うのなら、アンケートは書いておいた方が、今後の最新情報を得る手段としても有効です。デメリットばかりではないので、メリットをうまく活用していってもいいのです。

その次は、営業マンからモデルハウスの概要の説明を受け、それから見学です。

見学後は、もっと詳しく説明が聞きたいと思ったら、営業マンと話し込んでもいいでしょう。これからまた違うメーカーのモデルハウスもまわりたいと思っているなら、カタログなど資料をもらって次に移動します。

モデルハウス見学の時間目安

モデルハウス見学にかかる時間が1軒あたりどのくらいかというのは、どれだけその後本気で検討するかということにもよります。

たとえば、一通り見てみたいだけなら30分程度。概要や説明を聞き、モデルハウスの中を簡単に話を聞きながら一周するぐらいで終了。

しっかりと説明を聞きながら見学するなら、1時間程度。質問をはさみながら丁寧な回答と説明を受けながら一周。

そのうえで、見学後さらに具体的な相談もするなら2~3時間程度必要。

このように、そのハウスメーカーに対してどれだけ「本気度」があるかで、見学の時間は変わります。

もしも割と本気度の高いメーカーを3社まわったら、それだけで半日~丸一日かかってしまいます。

だからこそ、事前に「今日見学するハウスメーカー」を2~3社に絞っておかなければならないのです。何時間もかかって疲れてくると、せっかく聞いた説明も情報も頭に入ってこなくなるし、極端な場合、営業マンに乗せられて即決契約…ということもありえます。

見学の途中で「今日はここまでにした方がいいな」と思ったら、それで切り上げるのも賢明です。まだ気になるハウスメーカーがあるのなら、また後日にまわしてもいいのですから。

まとめ

・住宅展示場には、メモや筆記具、カメラなど記録を取れるものを特に忘れずに持っていく。どんな小さなことでもどんどん記録していこう

・服装にも気をつける。脱ぎ履きしやすい靴、体温調整がしやすく、かつ動きやすい服装、それでいてラフ過ぎない小ぎれいな格好がおすすめ

・展示場を歩くときのコツは「いかに効率的にまわれるか」を考えること。まず総合案内所で全体案内図をもらい、まわる順番をざっと決めてからまわり始める

・見学の時間は1軒あたり少なくとも30分、長くて2~3時間かかることもある。時間には余裕を持ち、無理をしないこと

「展示場の雰囲気に流されて即決してしまった」というのはとてもまずい事態ですが、逆に「決めきれず何度も通ってしまった」というのは問題ありません。効率的にとはいっても、慎重に。大きな買い物なので、あわてずじっくり進めましょう。

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